基本性能にこだわったシンプルプランから、最新モデルの水栓・シンク・収納を標準装備したプレミアムプランまでをラインナップ。
クリナップ、リクシル、パナソニック、トクラス、タカラスタンダードを始め多数のメーカーのシステムキッチンを取り扱っております。
未掲載メーカーもお問い合わせください。
ラクシーナ 商品代+基本工事費+諸費用 1,355,200円(税込)~
リビングステーション V-style 【水廻り4点セット対象商品】 商品代+基本工事費+諸費用 662,200円(税込)~
シエラS 商品代+基本工事費+諸費用 1,000,000円(税込)~
キッチンのリフォームでは、キッチンの高さ(ワークトップの高さ)が非常に重要です。高すぎても低すぎても、無理な姿勢で調理することになり、肩や腰を痛めることになってしまうからです。一度設置してしまうと、キッチンの高さを変更することはできないので、正しい選び方について、事前に確認しておきましょう。
一般的なシステムキッチンの高さ(ワークトップの高さ)は、80cm・85cm・90cm・95cmの5cm刻みの展開となっており、85cmの高さを選ぶ人が多いと言われています。使いやすく感じる高さは個人差もあるので、実際にショールーム等で試してみるのが一番です。
※一部メーカーでは2.5cm刻みでも対応しています。
作業しやすいキッチンの目安として、「身長÷2+5cm」という計算式が挙げられますが、実際に試してみると使いにくいと感じるケースもあるようです。その場合、肘の高さが合ってないと考えられるので、「肘高-10cmから-15cm」を目安に検討してみることをお勧めいたします。
使いやすいキッチンの高さ「身長÷2+5cm」
身長 | 使いやすいキッチンの高さ |
---|---|
150cm | 80cm |
155cm | 82.5cm |
160cm | 85cm |
165cm | 87.5cm |
170cm | 90cm |
キッチンをリフォームする際、間口については、既存サイズに合わせることが基本となります。
間口が大きければ、調理スペースやシンクも広くすることができるので大変便利ですが、設置する上で様々な制限があるため、サイズアップを検討されている場合は、お早めにご相談ください。
日本の住宅ではLDK幅が2間(364cm)ということが多いため、システムキッチンの間口は通路幅を考慮した255cmが標準と考えられています。多くのメーカーで、間口210〜300cmの商品が15cm刻みで展開されており、一部の賃貸マンション・賃貸アパート用として、165cmから用意されています。
キッチンタイプによりますが、ワークトップ奥行きの基本仕様は65cmとなります。ただし、正面壁とキッチンの間に水切りカウンターを造作するなど特別な仕様の場合は、60cmの奥行を選ぶこともできます。
既存キッチンよりも奥行の小さいサイズのものを設置すると、床の補修工事が別途発生することがあるため、事前の打ち合わせが必要となります。
システムキッチンは、壁に向けて設置される「壁付型」、リビング・ダイニングに向けて設置される「対面型」、リビング・ダイニングとは別部屋に設置される「独立型」の3つに分けられます。
近年人気の高い「対面型」には、壁のない「オープンキッチン」と一部壁のある「セミオープンンキッチン」があり、ライフスタイルに沿った種類のキッチンを選ばれる方が増えています。
また、キッチンのレイアウトには、シンプルで予算が抑えられる「I型」、ワークトップが広く調理しやすい「L型」、シンクとコンロが別々の調理スペースに配置される「コ型」などがあり、設置場所が広ければ、従来とは異なるレイアウトにリフォームすることも可能です。
キッチンワークトップ(天板)の素材には、ステンレス、人造大理石、天然石、タイル、ホーローなど、様々なものがあります。
最近では、メーカー独自の素材をワークトップに使用する例も増えてきており、ますます選択肢が広がっています。
最近のシステムキッチンでは、コンロやシンクとひと続きになっていることも多く、素材の選択によっては、見た目も大きく変わってしまうため、悩まれる方も少なくありません。
ここでは、システムキッチンメーカーで主流となっている、「ステンレス」「人造大理石(人工大理石)」「セラミックス」の素材について、メリット・デメリットを整理していますので、選択の参考としてご一読ください。
ステンレス
「ステンレス」は、耐水性・耐熱性・耐久性に優れており、しかも低コストということもあって、キッチンワークトップの主流になっている素材です。衛生面という観点から、プロの料理人にも高く評価されており、料理好きの方からの支持が多いと言われています。
機能性において大きな問題のないステンレスですが、素材の特性上細かいキズが付きやすいというデメリットがあります。最近では、表面に凹凸を施したエンボス加工などキズが目立たない仕上げが一般的になってきており、より人気の素材になっています。
人造大理石(人工大理石)
「人造大理石」は、天然の大理石を粉砕し、樹脂やセメントで固めた素材で、硬化した後に表面を研磨したものです。浴槽などの複雑な形には適さず、キッチンのカウンターや壁材、床材などに使用されています。
一方、「人工大理石」は、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂を主成分とした素材で、「人造大理石」とは違って、天然石の成分は一切含まれていません。人工大理石は、様々な形状に加工することができるため、浴槽などにもよく使用されています。
天然石に比べ、低コスト、加工しやすい、カラーやデザインのバリエーションが豊富などメリットも多い素材ですが、水分を吸収しやすい、紫外線によって変色しやすい、衝撃に弱いなど、デメリットもあります。
耐衝撃性で不安のある素材ですが、最近の商品では改善されており、選択肢のひとつとして考えられる素材だと考えます。
セラミックス
「セラミックス」は、狭義では陶磁器を意味する言葉ですが、広義ではガラスやセメントなど、窯業製品を意味します。公益社団法人日本セラミックス協会では、「人為的な処理によって製造された非金属無機質固体材料のこと」と定義されており、高い耐熱性、耐蝕性、絶縁性などの特徴を持っている素材と説明されています。
近年、このセラミックスがキッチン素材として注目されており、キッチンメーカー各社が様々な商品を提供するようになってきました。
セラミックスのワークトップは、熱・傷に対して抜群の強さを発揮するとともに、洗剤などの薬品にも強く、シミやサビの心配もいりません。また、カラーバリエーションも豊富で、デザイン面にも優れた人気の高い素材です。
機能性・デザイン性に優れたセラミックですが、ステンレス、人造大理石(人工大理石)に比べて、金額が高くなってしまうことが、唯一の欠点ということができます。
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